8/7 Wednesday

あ゛〜、相変わらず40℃を上回る上海。
朝とか夕方とか、普通にゲロってる姉ちゃんが道端で散見されます。
中国人ですから電車の中だろうと、ホームだろうと、道端だろうとお構いなし。
日本じゃ中々お目にかかれないですよね。
どうも二日酔いじゃなくて、食中毒とかの影響みたいです。
そして昨晩から今朝にかけて我が家は照明、エアコン以外の電気製品が一切使えなくなりました。
どうやら電気系統のトラブルのようです。
日本の生活では考えられないあっと驚くことが、日常にありふれている中国。
人や考え方もまだまだ発展途上なのかも。
さて、久々の戯言になりました。





波乗りをしなくなって(出来なくなって)早2ヶ月が経過しましたが、波乗りって
不自由さをも楽しむ事に醍醐味があるんじゃないかって、出来なくなった今
考えるようになりました。
スノーボードやスキーみたいにゲレンデまで車などでアクセスするのは
相違ないと思うんですが、リフトに乗って行けないんですよね、波乗りは。
チョッピーなコンディション時はジャンクな波面もパドリングで沖を目指しますし、
波の大きな時はセットを何度も喰らってそれはそれは辛い苦しい思いをしながら、
波にのる前なのに落ち武者みたいにボロボロになって沖に出たものです。
そういう経験て必要だし経験された方って、後々役立てられてますよね。
『あの時喰らったセットに比べれば今の状況なんて・・・』とかでしょうかね。
あの洗濯機の中に放り込まれたかのように苦しい状況を乗り越えて
沖に出られたらきっといい波に乗れますからね。(そうでない場合も多々ありましたが〜ゞ)
セット地獄じゃ無くても、ラインナップまで偉い遠いケースでもとても不自由を感じますよね。
車のダッシュボードに放り込んだ、友達の結婚式の引出物で貰った双眼鏡で
遠くの無人島付近でブレイクしている波を見て気持ちが高ぶると同時に、『あの距離かぁ〜』と
腰が引けたり。(僕のケースですね〜^^ゞ)
まぁ、後者のケースの場合は良い波に乗れる確立高いので達成感も後々あまり間を置かずに
自信に繋がっていくんだと思います。
僕も徳島にいた頃はよく吉野川の河口あたりを車で渡っていましたが、
パドルで○分とか勝手におかしな想像してました。
ブレイクしている場所に向かうなんて無茶な話ですが、船外機を備えた船なら体力も
消耗しないし、あっという間に美味しいブレイクにありつけますが、
殆どのサーファーって自力でアクセスしますよね〜。
長距離パドルの不自由さと疲労を加味しても余りある良い波に乗ることの快楽、
遠いラインナップまでのニーパドルで眼に入るキラキラした夏の景色の美しさは経験してしまうともう病み付き。
波乗りが出来なくなって2ヶ月経った今、日本はまさに波乗りハイシーズン。
たくさんのポイントが混み合っている様ですが、怪我や事故には十分気を付けて頂きたいです。
耳をザックリ切って、もう少しで取れちゃう所だった経験した僕としましては(笑)

不自由さといえばカメラにも同じ事が言えるかも。
D90を使っていた頃はTokinaのF2.8通しのズームレンズを多用していましたが、
単焦点レンズを手に入れてからというもの、その写りのシャープさにすっかり魅了されました。
僕の持っている単焦点レンズは殆どがF値が2.8以下なので、その明るさやボケも単焦点ならでわなのかも。
ただ、利便性は当然ズームレンズよりも劣ります。
ズームできない分レンズを交換するか、自分が被写体に近付いて撮る必要があったり。
焦点距離を身につける意味では凄く有用ではありますがね。
旅行などで頻繁にレンズ交換したくない時もズームレンズに分がありますね。
特に一眼レフなどレンズ交換型カメラなら様々なレンズを使ってみたいです。
利便性のズームか、はたまた写りの単焦点か、永遠の課題のような気がする。
今の僕は事実上ズームレンズを持っていないので、仕方なく"単焦点派"ですが、
FXフォーマット対応、F2.8通しの高級ズームレンズも一度使ってみたい憧れはあります〜。
ま、10万以上の高級品は僕には買えませんがね。


どんどん便利になっていく世の中ですが、まだまだ楽しめる不自由さも残っている
と思います。
不便な部分を楽しめれば、また一つ幸福が手に入るのかも。