10/6 Tuesday

まだ国慶節の連休なので中国は休みです。
この連休、日本は中国人で多いのではないかと察します。
最近はドラッグストアの品物も「有るだけ全部くれ」とまるでイナゴの群れが過ぎた様に
中国人が通り過ぎた所は荒れると見聞きしますので…;ゞ







さて、中秋節国慶節休みを利用して僕等はフィンランドへと出掛けてきました。
初めての北欧、初めての北極圏でしたがいつも薄汚れた上海に住んでいると
その景色の美しさも一入です。
昨日の朝に上海に戻ったのですが、疲労と時差ボケでもうクタクタ…。
今朝もダラダラと寝て過ごしてしまい、中々屋外に出る気力が出ませんでした。
写真も1300枚強撮りまして、HDDへの保存にも長い時間を要しますし
現像はこれから長い長い道のりとなりそうです〜^^;ゞ


海浦東→ヘルシンキ(経由)→イヴァロ
2部構成の旅の最初の目的地はイヴァロ。
既に北極圏で、朝夕は寒く日本(東京)の真冬並み。
北風が強烈で曇りがち〜雨の日が殆どでした。
宿の前に大型スーパーが有ったりとても便利でしたが、日本人が良く使う
サーリセルカの辺り迄はバスで30分位掛かり、正に田舎。
夜の明かりが少ない場所を狙ったのでドンピシャ。
しかしこうも天気が悪いと星空すら見えません…。

Is there autumn in heaven ?
↑取り敢えず現像が終わった1枚だけ…^^;ゞ

特に有名でもない場所なんですが、兎に角辺り一面は幻想的な秋〜冬景色が広がっていました。
ヘルシンキあたりはまだ紅葉の始まりでしたが、此処は既に紅葉も終わり。
もう冬の入り口です。
空と川面に映る空の青がとても印象的で陽光に照らされた対岸の紅葉も
鮮やかさを見せてくれていたので、色乗り・コントラスト十分な順光で
ブルーが印象的なCarl Zeiss Distagon T* 2.8/15 .ZF2で撮りました。
今回はAF-S 24-70mm F2.8 EDと2本のレンズで臨んだのですが、
やはりNikkorCarl Zeissでは描写が全く異なり、このシーンではDT 15mmを選びました。

この田舎町でもマリメッコイッタラなど扱っているお店は有りまして、結果から申しますと
ヘルシンキで買うよりもお得でした。日本人が買うマリメッコは所謂”ウニッコ”と呼ばれる
大柄な花(ケシだったっけ?)のデザインが多いのですが、
相方さんが選んだトートバッグは此処にしか見られませんでした。
生地も造りもしっかりしていてヘルシンキよりも安価と有ればやっぱりお得だったと思います。


イヴァロ→ヘルシンキ
曇り〜雨の旅の前半を過ごした後はヘルシンキへと向かいました。
小さなイヴァロの空港で会ったカリフォルニアにお住まいのドイツ人と日本人のご夫婦と
お話しを楽しんで、飛行機に乗り込みヘルシンキへと2時間の空の旅。
流石に北極圏を脱したので暖かく感じました。
でもまだまだ緯度は高いのでダウンジャケットは必要。
勘付いてはいましたが、やはりこの国は物価が高い〜!!
ヘルシンキ滞在中に日帰りでエストニアのタリンへとフェリーで出向いたのですが、
フィンランドに住んでいる人達はより物価が安い結構買い出しにタリンへと出かけるようです。
確かにフェリーの中でも大量のビールを運ぶ人達を見ました。
タリンは中世の街並みが見られ、タリン最古のカフェのコーヒーやケーキはとても美味しく、
何よりも雰囲気が素敵な上に店員さんも優雅で素敵でした。
怠けているのとは違う”余裕”ってとても大切なものだと感じました。

ヘルシンキは港町で、港周辺には屋台(テント)や屋内のマーケットが素敵で
港の屋台にはいつもお世話になりました。
サーモンスープが美味しい屋台が有り、(夫々味が違います)特に僕達お気に入りの屋台は
閉店間際だと価格が大幅に安くなり、サーモンスープにもグリルドサーモンをドボドボと追加してくれます。
潮風に吹かれて冷えた身体は温まるし、サーモンの濃厚な美味しさが堪りませんでした。


ヘルシンキ→上海浦
いやぁ〜、帰りたくなかったですよ〜^^ゞ
隣には東京行きのJALが停まっていて、どうせ帰るならアッチが良かった〜^^ゞ
夕方の便ですが免税店での買い物を想定してお昼くらいには到着しました。
この読みが当たり、買い物を終えてラウンジから出るととんでもない人数が行き来していました。
ムーミングッズもマリメッコも高い高い〜!!
なので脱ヨーロッパのイミグレ済ませて搭乗口へ。
此処で日本のパスポートは並ばなくても良い自動チェックインが出来たので凄さを実感。
結構な行列が窓口から伸びていました〜。
因みに日本の他には韓国、カナダのパスポートもOKだそうです。
(あと数カ国有りましたが失念…。)

昨日の朝に上海に戻って来たのですが、もうフラフラ。
今朝も中々起きられずに9時半過ぎまで寝てしまっていたのですが、昼食は外で食べなきゃイカンと
人民広場付近まで安い、早い、美味いの鉄板ご飯を食べに出掛けてきました。







今回、相方さんはDf+Ai AF Micro 60mm F2.8Dを使っていたのですが、
やはり綺麗な風景や建物など広角を使いたい場面には多々出会いまして、
AF-S 24-70mm F2.8G EDの取り合いとなってしまいました。
『口に出したくなかったけど、やっぱ広角レンズ欲しいよね〜』
『だからレンズが何本も欲しくなるの分かるような気がする』
と本人もチョット沼の淵を遠目から覗いたようでした。 

素晴らしい景色にデトックスされましたので、これから撮った写真の現像ボチボチやっていきます〜。